ギャングほど上下の序列に厳しい組織は他にない。 それが理由か、アレックスボーンは抜きんでた才能を持っていてもギャングの中には馴染めなかった。 最初にギャングスターザウルスの手下になったが、すぐに一人になった。 その後アルケーナインは何度もアレックスボーンを勧誘したが、アレックスボーンは一時的に協力関係を結ぶ以外は、好んで単独で動いた。
アルケーナインはアレックスのその主義を受け入れた。直接的な手下でなくても膨大なカネをもたらしてくれたからだ。 アルケーナインはアレックスボーンの能力に少し嫉妬していたのかもしれない。彼はアレックスを常に近くに置いておきながらも、アレックスが自分より目立たないようほどほどの距離を保っていた。 アレックスにはアルの意図が読めていたが、ギャングを率いることには全く興味がなかったため気にすることもなかった。
だが、アルがネビュラの力を得てドンケーナインとなってからは状況が変わる。 ドンケーナインのモンスターパワーを見て、アレックスボーンは心からその力が欲しいと思った。そのような渇望は初めてだった。 ドンケーナインはギャング仲間や協力者にネビュラをばらまいたが、自分と並び立つ唯一のギャングで、邪魔になるアレックスを変貌させようとはせず、ネビュラを渡さなかった。
ネビュラをもらえずアレックスはひどく落胆したが、やがて彼は労せずしてネビュラを手に入れることになる。 ある依頼人が仕事の報酬としてネビュラを寄越したのだ。その仕事は根っからのギャングスター、アレックスボーンにぴったりなものだった。
OGボーンは崩壊、失神、純粋な視野、回避のスキルを持つ雷属性のコントロールモンスター。
進化する特性:
ランク0: 目くらまし耐性
ランク1: 硬化
ランク3: 攻撃実行 - 戦闘開始時に回避を獲得