マルフェイターはエレクトラに名前をとどろかすようになった最初のヴィランだ。 最初は扇動的なエージェントだったが、数年も経つと分別をつけ、情報を仕事のツールにするようになった。 彼の情報提供者はどこにでも潜んでいる。ペトラにも、宇宙にも…
宇宙にいる情報提供者のおかげで、マルフェイターはエレクトラに今まで無かった物質であり、太陽でしか手に入らない「ネビュラ」を発見できた。「ネビュラ」の可能性をすぐに見極めたマルフェイターはその力を自身に試してみた。 結果は驚くべきものだった。 数日後、マルフェイターはネビュラをどう利用するかを重点的に考えるようになる。 他のモンスターが存在に気づくまでにはあまり時間がない。そこで情報を先に入手した優位性を活かし、息子のマレイアに声をかけることにした。
マルフェイターとマレイアは親子関係にある。 幼い時のマレイアは高潔な母の教えに従っていたが、そのような態度はマルフェイターを失望させていた。 その後マレイアの価値観が変わってヴィランになってからも、マレイアは偉大な悪となるために父の助言を求めるようなことはしなかった。 マレイアは我が道を歩み、マルフェイターは必要とされず、取り残された思いだった。
しかし、マルフェイターがネビュラを見つけたことで全てが変わった。 今回ばかりは、息子の成功の鍵を握っているのは父なのだ。 マルフェイターは、父なくして息子のマレイアがマレイリオンとなることはないということを、息子に強調しようと思い立つ。
マルフェイターは魔法属性の攻撃モンスター。ダブルダメージを得たり、敵に魔法属性に対する弱体化を適用したりすることで、与えるダメージを増加させることができる。 このモンスターは進化する特性を持っている。 ランク0では硬化の特性を持ち、ランク1でとりで特性を獲得する。ランク3では戦闘開始時にコントロール耐性を得る。