昔々、パンダルフという魔術師がいた。誰かが人生の道に迷い孤独を感じている時はパンダルフが喜んで手を差し伸べてくれたこともあり、ペトラでは誰からも愛されるモンスターだった。また、彼は大いなる力を持っていた! 彼がその手の杖を掲げると、いつも特別なことが起きていた。
パンダルフは才能あふれるモンスターでたくさんの仕事を抱えていたが、何年も前に国が危機に見舞われた時、ダーロン王とルシエン女王から伝説の魔術師として王宮に仕えてほしいと声が掛かった。ホワイトパンダルフとなった彼は王宮になくてはならない存在となり、彼なしでは決して今日の光の王国がこれほどまで安定することはなかっただろう。
時が流れ、時代が変わり、ホワイトパンダルフは光の王国での仕事を終える時が来たと悟った。彼は職務を離れ、ボロボロのローブを着た魔術師、ただのパンダルフになりたいと申し出た。やり残したことはなくすっかり満足していた。それにこれまであらゆる正しきモンスターたちに慕われてきたため、導きを求めに来た者や単に顔を見せにきた者など、数多くの友人たちと引き続き交流を持つことができた。
そんな日々も、再び王国が危機に陥った後は続かなかった。油断していた者たちは皆、「崩壊」にとらわれてしまったのだ。パンダルフの仲間はすぐに彼の元を訪れて助言を求め、パンダルフはピュアモンスター同士が協力するよう尽力したが、それでも力不足だった。
もう一度力を付けて「崩壊」との戦いで重要な役割を果たさなければならないとパンダルフが考えるようになるまでには時間を要したが、ついに彼は心を決めて「ピュア」の力を手に入れた。
ピュアパンダルフは持てる知恵と経験と素質を全て捧げて「崩壊」に挑むつもりだ! ロード・ネボタスも、うかうかしてはいられない…
ピュアパンダルフはクールダウン有効化、コントロール、サポートのスキルを持つ魔法属性のコントロールモンスター。このモンスターは進化する特性を持っている。ランク0では硬化の特性を持ち、ランク1ではとりで特性を得る。ランク3では攻撃実行モンスターとなり、戦闘開始時に仲間全員に体力再生力を与える。さらにランク4では仲間全員に精度、そしてランク5では回避も与える!