ワグゾウは他のテラコッタの兵士たちとはかなり違っていた。 軍の兵士たちは見た目もふるまいも似通っており、ワグゾウはその中に溶け込むよりかは目立ちたかった。 彼が重要だと考えるのは栄光であり、忠誠を誓い責務を全うすることではなかった。

東の領域を訪れた時、フェイマリスはワグゾウが力を渇望していることに気付いた。 また彼女は、多少の違いはあれども、ワグゾウとテラコッタの軍は同じ兵士であり、ワグゾウを味方にしたら残りの軍も従えられるだろうという魂胆があった。

初めてワグゾウに会った時、フェイマリスは「崩壊」させなかった。しかし使命を果たして「主」の遺物を見つけるとすぐにワグゾウの元へ戻った。 フェイマリスはワグゾウを「崩壊」させ、その交換条件として、ワグゾウにテラコッタの軍隊を「主」の配下に置くことを約束させた。 その後、妖怪ワグゾウは自由の身となり、自らの栄光を探し求めている。

彼は約束を守るだろうか? それとも軍と東の領域を制圧できたら、自分の道を突き進むのだろうか?

妖怪ワグゾウは、体力除去ととりつきのスキルを持つ金属属性のコントロールモンスター。 このモンスターは進化する特性を持っている。 ランク0では硬化特性を持ち、ランク1になると急死耐性を得る。ランク3になると、攻撃実行モンスターとなり、戦闘開始時に敵全員にエネルギー漏れを適用するようになる。