かつてのルードチューは、怒りを鎮めるために何か噛む物を探してばかりいた怒れる小さな生き物だった。 ある日、ルードチューがいつものように道端で何か噛みつける何かを探していると、フェイマリスに出会った。 ルードチューはフェイマリスに飛び掛かったが、いとも容易く返り討ちにされた。その力に恐れをなしたルードチューが逃げ出そうとすると、フェイマリスが呼び止めた。

「冒険家の村に一緒に来なさい。一緒に戦ってくれればあとは何しても構わないわ。好きなだけ噛むなり食うなりすればいい」

ルードチューは条件をのみ、フェイマリスは崩壊の根を出した。そして根を彼の方に向けて、崩壊させたのだ。 しかし、彼の崩壊にはかなりの時間がかかった。崩壊が彼の歯に及ぶ頃には、フェイマリスは彼をおいてその場を離れなければならなかった。 そこにはただルードチューだけが残された。崩壊し、怒り、噛みつく物が何もない。そんな時に彼はニューロファンクと出会った。 ニューロファンクが崩壊したモンスターであると分かったルードチューは、噛みつこうとはしなかった。 その代わり、ニューロファンクの旅に同行させてくれと頼みこんだ。こうして、喧嘩別れになるたびに噛みつける口実ができたのである。

ルードチューは割合ダメージと回復スキルを持つ地属性のタンクモンスター。 すべての敵からライフ全体の30%を奪って出血を適用し、自身を30%回復できるほか、不運な敵1体からライフ全体の75%を奪うことができる！ さらにダブルライフと挑発を自身に適用することもできる。 それだけでなく、このモンスターは進化する特性を持っている！ ランク0では嫌悪特性を持ち、ランク1ではタフ特性を獲得する。そしてランク3では攻撃実行モンスターとなり、自身にライフ再生力を適用する。