マウスロンは、自分は周りとは少し違うと感じていた。冒険家の村にいるのは英雄ばかりだったが、「自分はあのような者たちのようになりたいのか？」と自問自答していた。

マウスロンが幼い時、ノアリアンと一緒に英雄と悪党のごっこ遊びをしていた。 マウスロンは悪党役で、その役が気に入っていた。ノアリアンがずっとなりたいと望んでいた英雄ノアグナロックとなった時、マウスロンが友に憎しみを抱くようになったのは自然なことだった。 マウスロンは、遊びで演じていた邪悪なキャラクターに近付くことを夢見た。

彼はそこかしこでちょっとした悪事を働くようになった。単調な毎日を壊すのはとても気分が良かった。 そして時は過ぎ、マウスロンは真の悪党から手ほどきを受けようと考えたが、彼が探すまでもなく、悪党の方から彼に近づいてきた。 自らを「主」と呼ぶあるモンスターが、心の底から望んでいた悪党にしてやろうとマウスロンに持ち掛けたのだ。 提案された後、マウスロンは1つだけ質問をした。「ノアグナロックより強くなれるのか？」 答えを聞いた彼は、「主」に身をゆだねた。

マウスロンは超絶挑発とシールドのスキルを持つ暗黒属性のタンクモンスター。 ダメージを与えながら敵に悪夢を適用したり、25%のスキルミラーを得ることもできる。 このモンスターは進化する特性を持っている。 ランク0ではタフ特性を持ち、ランク1では戦闘開始時に50%のシールドを得る。ランク3では、毎回戦闘開始時に超絶挑発を獲得する。