レディミャオは光の王国できらびやかな暮らしをしていた。 彼女の母は、ダーロン王とルシエン女王の軍に仕える参謀であり、一族の社会的地位はハイクラスだった。 レディミャオは美しいドレスを着て最高の教育を受けていたが、日が沈んでは武器庫に忍び込み、剣、盾、槍を使って鍛錬に明け暮れていた。 実生活で戦うことは無くても、彼女の腕前が一流なのは簡単に想像がつくだろう。

ある晩、武器庫に入ろうとしたレディミャオは、誰かがまばゆい光を発しているのを見た。物陰からこっそり見ると、彼女のメイドのキャットリンが白魔法の練習をしていたのだ! レディミャオはキャットリンの別の一面を見てとても驚いた。しかも、キャットリンの魔法の腕は非常に優れているようだった。

両者は互いに夜な夜なしていたことを打ち明け、城を出て一緒に冒険に出たいと冗談めかして話していた。数か月後、その冗談は現実となる。 この2匹の親友は、共に変わらなければいけないと考えていた。キャットリンに失うものはあまりない。光の王国でとても慎ましやかな暮らしをしていたからだ。 一方レディミャオは外交官になるために勉強していた。しかし彼女は心からキャットリンと一緒に冒険し、その力を試したいと望んでいた。そのためならレディの名を捨て、ただのミャオになることもいとわない。

最終的に、ふたりはその願いを押しとどめておくことはできなかった。そして真夜中に光の王国を抜け出した。 いつ戻ってきてもきっと歓迎されるだろうが、旅立つときに許可を求めればきっと反対されることは目に見えていたからだ。

こうして始まったふたりの冒険だが、冒険の中ではアドバイスをくれるたくさんの友に出会った。 その中にはフェラタもいた。故郷で暮らすのに飽き飽きしたフェラタは自身の道を進んでいた。意気投合して仲良くなった3匹は切っても切れない仲になった。 実は彼女たちが一緒になった日は、パンダルフとセンセイパンダケンが自分たちの目的を叶えるために仲間になってほしいと彼女たちに頼み、ピュアモンスターに変えた日だったのである!

キャットリンは光属性のコントロールモンスターで、失神と赤子返りのスキルを持つ。 敵を呪ったり失神させたり、あるいは仲間を回復することもできる。 このモンスターは進化する特性を持っている。 ランク0では硬化の特性を持ち、ランク1で目くらまし耐性を獲得し、ランク3では戦闘開始時にライフ再生力を得る。