インフラクサーはかつてドクターヴィクターのラボで電気技師として働いていた。彼はひどく気性が荒く、ドクターがケーブルを動かしたりポッドの電源を入れたりするたび、ドクターに突っかかった。

「ヴィクター、作業部屋の明かりを切りやがったな!」「ヴィクター、そのプラグは使うなと言ったろ!」「ヴィクター、あの客が俺のことを変な目で見やがった。またここに来ようもんなら抽出ポッドに閉じ込めてやる…」

インフラクサーは来る日も来る日も突っかかり、ついにドクターヴィクターの堪忍袋の緒が切れた。「もう我慢できん! ここのボスは私だ、毎日毎日罵声をあげるなんて許せん。 そんなにけんかが好きならよそで誰かとやってこい。お前はクビだ!」

インフラクサーのその時の感情といったら、もう怒り爆発なんてものじゃなかった。 ラボを去る前、彼はドクターヴィクターが実験に使用していたねばねばする物質をなんとかして盗み出した。 インフラクサーはそれが何か分からなかったが、貴重なものであるという確信があった。 その上に手を置いたとき、彼は怒りがさらにこみ上がってくるのを感じ、しまいにはラボの電気システムを残らず破壊し尽くしてしまった。

インフラクサーは今、誰にも怒りをぶつけられずに逃亡している。気を付けよう、次の犠牲者になるのはあなたかもしれない!

インフラクサーは雷属性のタンクモンスターで、コントロールと挑発耐性を持つ。 仲間にコントロール耐性を適用したり、自身のマイナスの効果を消して挑発を獲得したり、敵1匹に失神とショックを適用できる。 インフラクサーは進化する特性を持っている。 ランク0ではコントロール耐性を持ち、ランク1になると放心耐性を得る。ランク3になると攻撃実行モンスターとなり、毎回戦闘開始時に挑発を得るようになる。