フェイメリーナと「主となりし者」はずっと仲の良い友達同士だった。 しかし、その者は常に力を渇望し、悪に魅入られていたため、フェイメリーナは自身の光の側面、そして正義と優しさの心をもって彼に接した。

その者が宇宙の時代を終わらせた時、彼は自分の体を構成していた遺物を失ってしまった。 彼は自らを「主」だと宣言したものの、世間に自身の存在を知らしめる前に、失った遺物の回収を任せられる信頼のおける味方が必要だった。

「主」は親友のフェイメリーナにその仕事を選んだ。そして彼女に任せるにあたって、彼は隠し持っていたある武器を渡した。それが「崩壊の根」である。「崩壊の根」には純粋なルタムが充満しており、それに触れるだけでどんなモンスターでも崩壊させることができるのだ。 こうして「主」はフェイメリーナをフェイマリスへと変貌させ、彼女が持つ光の側面を消し去った。 フェイマリスは正義と優しさの心と引き換えに、並外れた力を持つトップモンスターとなったのだ。 「主」に恩義を感じているフェイマリスは悪そのものと化し、与えられた仕事を遂行する。

フェイマリスは崩壊した暗黒属性のコントロールモンスター。 敵全員をとりつき状態または目くらまし状態にするか、敵1匹に完全盲目または超絶とりつきを適用できる。 このモンスターは進化する特性を持っている。 ランク0では目くらまし耐性を持ち、ランク1では復活をブロックするようになる。ランク3では毎回戦闘開始時にすべての敵に悪夢を適用する。