ヴォルタイックがモンスタースクールに通っていたころ、目標とする憧れの先輩がいた。彼は賢さと強さを兼ね備え、誰よりも素早かった。その名をテサデイという。 雷属性のヴォルタイックは、彼にくっついて回るようになりすぐに親しくなった。

テサデイはヴォルタイックに多くのスキルを教え、少しずつ鍛えてヴォルタイックを戦いの相棒として育てるつもりだった。 しかし、ヴォルタイックは我慢強いタイプではなかった。「少しずつ」教えられるのが気に入らなかったのだ。 ヴォルタイックは地下のバトルに参加しはじめ、テサデイから学んだスピードだけで十分敵を倒せることに気付く。そして、たちまちヴォルタイックは人気者となった。 この新たな雷属性のヒーローは勝利に目がくらみ、やがて先生や友人であるテサデイとの関係を捨て去った。 ヴォルタイックはテサデイの優れたスキルをこっそり盗み、怒りに震えるテサデイのもとから去っていったのだ。

テサデイは何年も一人で戦って素晴らしい評判を得たが、ヴォルタイックの人気に比べると足元にも及ばなかった。

しかし、その状況が変わるかもしれない。 宇宙の爆発が発生した時、彼の土のような肉体は多くの星くずを吸収した。彼は宇宙の力を得て、テサクイパーに生まれ変わったのだ！

テサクイパーは追加ターンを得られる地属性の攻撃モンスターで、出血やクイックサンドといった拷問効果を適用できる。 このモンスターは進化する特性を持っている。 ランク0では硬化の特性を持ち、ランク1でタフ特性を獲得し、ランク3では毎回戦闘開始時に雷ダメージ耐性を得る。