宇宙が爆発した時、かつてない規模で海を揺るがす大津波が起こった。 数え切れぬほどの船が沈んだばかりか、海藻、生き物、がれきの渦の中では、海底で長らく誰の眼にも触れずにいた沈没船までも引き上げられるほどだった。

優しい心を持ち、よしみのソープサムの近くで手伝いをしていたカラメディックは、自分の回復の能力で水生のモンスターたちを治療しようと急いで向かったが、大きな渦の中に巻き込まれてしまった。 カラメディックは、沈んだ探査船から出てきた物に捕まらなければならなかった。それは古い潜水スーツで、何十年も海底の過酷な環境にさらされ続けたために、完全にさび付いていた。 しかし悲しいことに、潜水スーツだけでは流される体を止められず、壊れたマストに頭を打ち付け、視界が真っ暗になっていった。そしてこれまでかと思った瞬間、光るものを見た。 潜水スーツを3本の足で掴み、彼は光に手を伸ばして強く抱きかかえた。するとその光は穴だらけの体に吸い込まれていった。

光は空から落ちてきた星くずの大きなかけらだった。そしてカラメディックと潜水スーツを共鳴させ、融合させたのだ。 宇宙の力に満ち溢れたカラメディックは、潜水スーツを錨がわりに海面に固定してようやく体を止めることができた。 それからしばらくして海岸にたどり着いた。何とか海から這い上がったが、目の前に広がる光景に愕然とした。そこは、アポカリプス後の世界のような完全に荒廃しきった場所だった。

カラメディックは回復、特性保護、ダメージブーストのスキルを持つ水属性のサポートモンスター。サンダーフォビックシールド、ライフ再生力、精度のスキルも持っている。 カラメディックは進化する特性を持っている。 ランク0では、嫌悪の特性を持つ。ランク1では復活をブロックするようになり、ランク3では毎回戦闘開始時に自身の特性を保護する。