タボラは宇宙の雨の直後に沼にやってきた。マッドフローのアシスタントドルイドとしての職を探しにきたのだ。 ウィッカやほかの沼の住民たちは、宇宙のモンスターがそんなつつましい仕事を求めてこんなところに来るなんておかしいと怪しく思った。 だがタボラは毎日熱心に働き、マッドフローが薬作りに必要な材料を懸命に運んで信用を得ていった。

しかし…彼女を信用すべきではなかった。タボラはやがて森を通って遠出をするようになった。 ウィッカはタボラが毎晩同じ時間に出かけていることに気付き、彼女についていくことにした。そこには、木の中にあるポータルを使うタボラの姿があった。タボラはマッドフローの薬を盗み出していたのだ! タボラは振り向くと、ウィッカが後をつけていることに気付いた。お互い同時に魔法を唱えたが、その余波がポータルにぶつかり、1匹のモンスターを吐き出してポータルは消えてしまった! ポータルから出てきたモンスターの名はアロバット、タボラの双子の姉妹だった。 2匹はマッドフローの薬を不正に手に入れ、ポータルを通って売りさばいていたのだ。

ウィッカは真実を知ってしまった。しかし2つの問題が残されている…どうやって2匹と対峙すれば良いのだろうか?

アロバットは地属性のコントロールモンスター。クールダウン有効化のスキルを複数持ち、目くらまし、完全盲目、放心、クイックサンドといったステータス効果を適用できる。 このモンスターは進化する特性を持っている。 ランク0では純粋な視野を持ち、ランク1で硬化特性を獲得し、ランク3では毎回戦闘開始時に失神耐性を得る。