フリークサーカスのスター、エルキュールの輝きは失われつつあるように見えた。 重量挙げや、完璧に暗記したオペラの歌唱といったワンマンショーは皆によく知られているため、観客を魅了する新たな方法を模索していた。 『椿姫』を『セビリアの理髪師』に変えてみもしたが、すぐに行き詰まってしまった。

そしてついに、ショーの全てを一人で担うことはできないと認めざるを得なくなり、彼は新たなスターを探すことにした。 Monster Legendsの世界でなら、変わったモンスターをいくらでも見つけられると思うかもしれない。しかしエルキュールが探していたのは、中でもとりわけ変わった存在だった。そしてついに見つけた。 彼女の名前はシアミス｡アンバーの不完全な欠片から作られた、2つの頭を持つモンスターである。 右の頭からは恐ろしいヘビを吐き出すことができる！ その反面、左の頭は素晴らしい詩を紡ぎだす。 エルキュールはシアミスを一目見た瞬間から、自分のショーに必要な存在だと確信した。

シアミスは、クールダウン有効化を適用する雷属性のコントロールモンスター。 すべての敵にクールダウンを適用して1回の動きで出血を与え、あるいは敵にガードダウンとショックを適用することもできる。 シングルターゲット攻撃も同じく強力である。敵1匹からプラスの効果を取り除いてショックと放心を与えたり、クールダウンを有効化して超絶とりつきを適用したりできる。 シアミスは進化する特性を持っている。 ランク0では目くらまし耐性を持ち、ランク1では嫌悪を発動する。ランク3になると、毎回戦闘開始時に精度を得る。