カルロは光の王国の植物園で暮らす、ものすごく小さなホタルだった。 月の光を食べる頭の良い小さな虫で、いつも植物園での暮らし以上のものを望んでいた。 王宮で暮らしたかったのだ。

満月の夜になるたび、自信がついたような気分になって、城に入ってはダーロン王に謁見しようとした。 しかし、誰も真剣には取り合ってくれなかった。 多くのモンスターはカルロに見向きさえしなかった。

カルロの才能に気付いたのは、他の王国から来た客だった。 客の名前はエルダーと言い、ルシエン女王の来賓として光の王国に訪れていた。 エルダーはカルロのために時間を割き、話を聞いて助けることにした。

「このアンバーのかけらを手に取って…いや、体の大きさからすると、かけらの上に立ってくれた方がいいかもしれない」と、エルダーは言った。 「あなたの願いに集中すれば、その石が思いもよらない方法で力を貸してくれるでしょう」

カルロがエルダーの言葉に従うと、その一瞬、白いスピリットが生まれた。 カルロはそのスピリットをムーンヘイズと呼ぶことにした。 ムーンヘイズはカルロの心を投影していたが、その姿は普通のモンスターと変わらない大きさになっていた。 こうしてカルロは、ムーンヘイズの体を通して光の王国の王宮で自分の居場所を探せるようになったのである。

ムーンヘイズはサポートの能力を持つ光属性のコントロールモンスター。 敵を阻止する方法や味方を助けるスキルを複数備えている。 ムーンヘイズは味方のマイナスの効果を除去し、フォトフォビックシールドで守り、味方を暗黒ヘイターにしてダメージを増加させることができる。 ムーンヘイズは進化する特性を持っている。 ランク0では硬化特性を持ち、ランク1になると純粋な視野を得る。ランク3になると攻撃実行モンスターになり、戦闘開始時にとりつき耐性を獲得する。