モルグズは毎日ニュースをチェックし、誰よりも憤りを感じていたモンスターだった。 「最近は物騒だ。犯罪が多すぎる。 多くのモンスターがドラゴンを殺している…しかも許せないのが、どいつもこいつも殺し方がかっこよくない!」 モルグズはドラゴンの殺し方については自分なりの考えを持っていた。 モルグズにはビジョンがあったが、そのビジョンを実行するパワーも道具も持っていなかった。

数年後、モルグズはずっと着ることを夢見ていたドラゴンスレイヤーのスーツを完成させた。 そのスーツは驚くほど魅力的だったが、魔法のパワーがなければ何の役にも立たなかった。そこでモルグズは宝石職人としての仕事を続けている間、スーツをクローゼットの奥にしまっておいた。 モルグズはコレクターでもあった。特別な輝きを持つ飾りを見つけると、自分へのご褒美に大切にとっておいた。

ある日、モルグズに電話がかかってきた。相手はいつもお得な価格でモルグズに美しい宝石を提供してくれる鉱山で働く小人だった。小人はモルグズにこう言った。「まちがいなく、あんたが興味を持つと思うものを手に入れたんだ。」 モルグズは小人と落ち合い、それをみせてもらった。採掘されたばかりの薄汚れたその石を見た瞬間、モルグズは目が飛び出るほど驚いた。 それほどまでに美しい輝きをモルグズはそれまで見たことがなかった。 モルグズは小人からその石を購入した。ただしモルグズにはその石を誰かに売る気はまったくなかった。 モルグズはこの小さな石を大切なドラゴンスレイヤーのスーツの仕上げに使おうと考えていたのだ。

帰宅後、モルグズはその石をスーツのヘルメットの内側に取り付けた。すると…石から紫の後光が放たれた。そしてその瞬間モルグズは自分が生まれてからずっと手に入れたいと思っていた魔法のパワーがスーツに宿ったことを理解したのだ。 スーツを着たモルグズは、自分の体の中のすべての骨に魔法が浸透するのを感じた。 そしてこの時モルグズの人生は変わった。 モルグズはドラゴンの息の根を止めるためにスーツを着ているのだ!

モルグズは、ガードダウン、リバース回復、死のカウントダウンスキルを持つ弱体化を得意とする暗黒属性のモンスター。 これらのステータス効果を悪夢や放心などの他のステータス効果と組み合わせることができる。 このモンスターは進化する特性を持っている。ランク0では、拷問に対する耐性がある。 ランク1になると目くらまし耐性を得る。ランク3になると戦闘開始時に味方全員の暗黒属性に対する保護を適用するようになる。