天界の軍隊が炭坑作業に従事する小人たちを助けるという過酷なミッションを終えた後、ウォーマスターのババリは、恋人のエルヴィラに感謝の気持ちとして非常に特別な宝石を贈った。 それはアンバーの宝石が付いた貴重なロケットペンダントだった。 エルヴィラと並んで採鉱場の出口に向かって歩きながらババリは、「君の天使の軍隊は見事だったよ、エルヴィラ。自分の軍隊に誇りを持つべきだ」と言った。

エルヴィラはこう答えた。「もちろん誇りを持っているわ。でも、まだ私たちが守れていない場所がこの世界にはたくさんあるわ。特に宇宙空間にはね。 こだわり過ぎているのかもしれないけど、光が溢れている場所がたくさんある一方で、暗闇に覆われている場所もたくさんあると思うの」

「君は自分にプレッシャーをかけ過ぎているよ。宇宙空間については今は心配しなくて大丈夫さ!」とババリが言った時、2匹はちょうど採鉱場の出口に到着した。 そこでババリは、エルヴィラの首にロケットペンダントをかけてあげた。そして2匹は互いに別れの言葉を口にした。

エルヴィラは新しいロケットペンダントと共に家に戻ったが、ババリとの会話が頭から離れなかった。 天使のいない宇宙空間に何かが起こったら…? 宇宙空間に住む天使ってどんな感じかしら? 邪悪で、冷酷で、情け容赦ないのかしら…それとも、聡明で思いやりに溢れているのかしら?

そんなことを考えながらエルヴィラが眠りに落ちると、ロケットペンダントの宝石からなんらかの物質が放出され、エルヴィラの胸元からふわふわと浮かび、2匹の天使となった。それはまさにエルヴィラがしつこいほど想像を巡らせていた2匹の天使の姿そのものだった。 1匹は聡明で思いやりに溢れ、まるで神のような天使だった。 それはアルメルという名の天使だった。 そしてもう1匹はサイバーリエルという名の天使だった。この天使は、邪悪で冷酷、情け容赦なく、エルヴィラが恐れていた天使そのものだった。

2匹の天使は真逆の性格ではあるが、1つだけ共通点があった。それはどちらも神話モンスターだという点だ!

アルメルは光属性の攻撃モンスター。複数の自己保護と重度のダメージを与える攻撃スキルを持つ。 1回の攻撃ですべての敵に日焼け、火傷、目くらましを適用できる。または受けるダメージから自身を保護するためのフォトフォビックシールドを得ることができる。 また、悪の軍団ヘイターで自身を強化し追加ターンを得ることや、マイナスの効果を取り消し、ダブルダメージを得ることができる。 アルメルは進化する特性を持っている。 ランク0では放心耐性を持つ。ランク1になると、目くらまし耐性を得る。ランク3になると、攻撃実行モンスターとなり、戦闘開始時に回避を得るようになる。